結婚相談所に入会するというのは、人生の大きな決断のひとつです。
「今年こそは結婚したい」「信頼できる出会いの場を探している」そんな思いを胸に、希望をもって一歩を踏み出された方が多いことでしょう。
しかし、実際には「入会して数ヶ月で退会を考える」「お見合いが思うように進まず気持ちが折れてしまった」といったケースも少なくありません。
今回は、結婚相談所をすぐにやめてしまう人の主な理由と、やめる前に試してみてほしいことをご紹介します。
目次
なぜ、すぐに退会してしまうのか?──よくある4つの理由
理想と現実のギャップに戸惑う
多くの方が結婚相談所に対して「真面目に結婚を考えている人ばかりだから、スムーズに結婚できるはず」といった期待を抱きます。
しかし、実際に活動を始めてみると、
・希望条件に合う人が見つからない
・プロフィールは良いけど、会ってみると印象が違った
・申し込んでも断られてしまう
といった現実に直面し、「こんなはずじゃなかった」と落胆してしまうのです。
理想を抱くことは悪いことではありませんが、現実とのバランスをとることが大切です。
お見合いや交際での疲労感
お見合いを重ねても「会話が盛り上がらない」「違和感がある」といったことが続くと、次第に「またダメかも」という不安が募り、婚活疲れを起こします。
特に真面目な方ほど、「相手に失礼があってはいけない」「ちゃんと返事をしなければ」と気を遣いすぎてしまい、心身ともに疲れてしまう傾向があります。
カウンセラーとの相性が合わない
結婚相談所に入会する際、多くの方が「プロのサポートがあるから安心」と思ってスタートします。しかし、実際に担当者とのやりとりが始まると、
・アドバイスが一方的
・自分の気持ちを理解してもらえていない
・忙しそうで、連絡が取りづらい
など、思っていたようなサポートを受けられないと感じる方もいます。
結果的に、「これなら一人でやったほうがいい」と感じてしまい、退会を考えるようになります。
婚活の優先順位が下がっていく
仕事や趣味、家族のことなど、日常には多くの“やるべきこと”があります。
婚活もそのひとつとして始めたものの、
・忙しくて申し込みを忘れていた
・気がつけば1ヶ月何もしていなかった
・一人の時間の方が気楽に感じるようになってきた
という流れで、婚活がだんだんと“後回し”になってしまうのです。
こうなると、「今じゃなくてもいいかな」と退会を選んでしまう方も多くなります。
やめる前に試してほしい5つのこと
結婚相談所での活動は、確かに“簡単なこと”ではありません。
ですが、ここで諦めてしまうのは本当にもったいない。
やめる前に、ぜひ次の5つのことを試してみてください。
理想の条件を見直してみる
婚活でうまくいかない最大の原因のひとつが「理想条件の固定化」です。
たとえば、以下のようなケースがあります。
・「年収600万円以上」が絶対条件だったが、年収500万円でも誠実で穏やかな人がいた
・「同年代希望」で探していたが、5歳年上の方と価値観が合った
このように、少し条件をゆるめるだけで、出会いの幅が一気に広がります。
「本当にその条件は絶対なのか?」を自分に問い直してみることで、婚活の可能性は大きく変わるのです。
担当カウンセラーと率直に話してみる
結婚相談所の良さは、プロに相談できることです。
しかし、多くの方が「こんなこと言ったら失礼かな」「迷惑じゃないかな」と遠慮してしまい、本音を言えずにいます。
「なぜうまくいかないのか、自分でもわからない」「本当はもっとアドバイスがほしい」
そんな想いを、思い切って担当者に伝えてみてください。
もし相性が合わないと感じた場合は、担当変更も視野に入れてみましょう。
それはクレームではなく、「より良い婚活をしたい」という前向きな選択です。
プロフィール写真と自己PRを刷新する
第一印象は、写真と自己PRで決まります。
ところが、
・スマホで撮った暗い写真
・笑顔がなく表情が硬い
・「趣味:旅行、読書」だけの簡素なPR文
では、なかなか魅力が伝わりません。
プロのカメラマンによる自然な笑顔の写真、自分の人柄が伝わるエピソード入りのPR文に変えることで、申し込みの反応が劇的に変わることもあります。
実際に、写真を変えた翌月から申し込みが倍増したという方も珍しくありません。
受け身にならず、自分から動く
「いい人からの申し込みを待っている」だけでは、婚活は進みません。
自分から積極的に申し込みをすることで、
・自分の好みが明確になる
・断られても、改善点が見えてくる
・気持ちが前向きになる
など、結果だけでなく自分の成長にもつながります。
「申し込んで断られるのが怖い」という気持ちは当然ありますが、誰しも経験することです。
受け身ではなく、行動からチャンスをつかみにいきましょう。
「なぜ結婚したいのか」を改めて考える
婚活に疲れたり迷ったりした時は、原点に立ち返ることが大切です。
あなたが結婚したいと思った理由は何ですか?
・一緒に笑い合えるパートナーが欲しい
・一人での生活に限界を感じてきた
・子どもを育てたいという想いがある
この“想い”を明確に持ち直すことで、婚活に対する姿勢も自然と変わってきます。
一度紙に書き出してみるのもおすすめです。
まとめ
結婚相談所での婚活は、努力がすぐに結果に結びつくとは限りません。
しかし、試行錯誤しながら続けた人だけが、“この人と結婚したい”と思えるご縁にたどり着いています。
諦めそうになった時こそ、一歩立ち止まり、自分の行動を見直し、カウンセラーと二人三脚で進むことが大切です。
「もう少しだけやってみようかな」
その気持ちが、未来の幸せにつながる大きな一歩になるかもしれません。
どんな時でも、あなたの味方であるカウンセラーがそばにいます。
一人で抱え込まず、ぜひご相談ください。
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